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ミタパープ会

ラオス・ビエンチャンにお住まいの日本人社会に暮らす方々の交流・情報交換の場を提供しています。

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10月イベント 安井清子さん講演会

10月のイベントは、長年ラオス の子供たちのために活動している安井清子さんの講演会でした。

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日時:10月31日(木)10時より
場所:JICA会議室
会費:50,000kip
参加者:9名
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安井さんの活動は、タイのラオス難民キャンプでモン族の子供達に絵本を見せ始めたことから始まりました。
最初は絵本を逆さに見たり後ろから見たりしていた子供達が、
7~8か月経った頃に、安井さんに絵本を持ってきて「お話しして」とモン語で言ってくれるようになりました。

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1年経った頃、安井さんは、文字のないモン族にも「おはなし」があることを知ります。
夜になると、モン族の話し上手なおじさんが「むか~しむかし~」と話してくれるのを、子供達がじーっと聞いていました。
その語りを本にしようと、安井さんはカセットテープに録音し、それをモン族の若い子達に書きおこしてもらいました。
そして、シェンクワンのモン族の村に図書館を作ったのです。
ビエンチャンから飛行機で30分+車で3時間。
わらの土、山の岩を割った石、森から切り出した木を使って、図書館を作りました。
建設作業は乾季のみしかできず、2年をかけて完成。
「王様になるな。家来になれ。」という言葉がモン族にあります。
その言葉の通り、安井さんも、材木を運んだそうです。
モン族の子供達は大きくなると家の畑仕事などを手伝うので、図書館へも来なくなってしまいます。
以前は、小学校では文字が読めないと進級できなかったのですが、
最近は進級させてしまうので、小学5年生くらいになっても文字が読めない子がいるそうです。

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様々な社会の制度や街のインフラもが整い、発展しているラオスですが、
安井さんは、このような、モン族に代々伝わる昔からの民話も大切に残していきたいと思っているそうです。